Chimions_Tax’s blog

30歳税理士のブログです!税金に関することだけでなく、趣味や日常についても書いていきたいと思います!

源泉徴収票の見方<徹底解説>

2019年も残り僅かとなりましたね。

この時期は勤めている会社から源泉徴収票を受け取る時期かと思います!

 

そこで今回は源泉徴収票の見方を解説したいと思います。

毎年もらってるけどいまいち見方がわからない、見方はわかるけど計算方法がわからない、そもそも年末調整って何だかわからない方必見です。

 

 

源泉徴収票 

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そもそも年末調整って?

毎月会社は給料を従業員に支払う際に所得税を概算で徴収しております。

そして12月に行う年末調整という作業で、実際の1年間の年収が確定し、これに基づき本来徴収すべき所得税を計算し直すこととなり、毎月概算で徴収していた所得税の合計額との過不足額を従業員に還付若しくは追加で徴収することとなります。

これが年末調整の仕組みです。

 

過不足が生じる主な理由は、毎月徴収する源泉所得税が概算であるということが主な理由ですが、これ以外にも1年間のうちに給与の額面が昇格等により変更したり、結婚等による家族構成の変更が生じた場合も過不足が生じる理由となります。

 

ここで具体的に源泉徴収票に記載されている項目について説明したいと思います!!

◎支払金額

ここに記載されている金額は、毎月の給与の合計額、賞与(ボーナス)や色々な諸手当を含んだ額面の給料です。

これがいわゆる年収です。

なお、ここには非課税(=税金がかからない)となる通勤交通費等の手当は含まれておりません。

 

◎給与所得控除後の金額

ここに記載されている金額は、給与所得から給与所得控除を差し引いた金額が記載されております。

給与所得から給与所得控除という一定の経費の控除ができることとなっており、これを給与所得から差し引くことにより支払う税金が安くなります。

給与所得控除の金額は一律ではなく、上記支払金額(年収)によって、金額は異なります。

 

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国税庁HPより

◎所得控除の額の合計額

上記の給与所得控除以外の控除合計額が記載されております。

毎月の給料から天引きされていた社会保険料(健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険料)等の年間合計額や年末調整の際に控除される各種控除の合計額が記載されます。

 

年末調整の際に控除される各種控除には以下のようなものがあります。

基礎控除:全ての人に一律に控除される控除

配偶者控除配偶者特別控除:一定額以下の収入の配偶者がいる場合に控除

 

源泉徴収税額

ここに記載されている金額は、1年間で徴収した所得税の合計額となります。

上記「給与所得控除後の金額」から「所得控除の額の合計額」を差し引いた金額が、課税対象となる金額(課税所得)となります。

この課税所得に税率を乗じたものが源泉徴収額となります。

 

課税所得に乗じる税率も一律ではなく、課税所得のレンジによって乗じる税率も異なって来ます。

日本は所得税については累進課税を採用しているため、課税所得が高ければ高くなるに

 連れて、税率は上がっていきます。

 

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国税庁HPより

基本的に年に一回しか貰わない源泉徴収票ということで、毎回見るたびに見方を忘れてしまうかと思いますので、その際はこのブログを参考にしてみて下さい!