Chimions_Tax’s blog

30歳税理士のブログです!税金に関することだけでなく、趣味や日常についても書いていきたいと思います!

周庭氏逮捕→釈放 何が問題なの?「雨傘運動」って何?簡単に解説します!

 

近頃、中国と香港の関係は芳しくありません。

香港で民主化運動を行っていた周庭さんが、先日中国当局に逮捕されました。

一時「無期懲役」になってしまうのではないか、という懸念もありましたが、無事に釈放されたようです。

 

以下、ネット記事の抜粋になります。

 

『香港国家安全維持法」違反の容疑で10日に逮捕された民主化運動の「女神」周庭さんと「リンゴ日報」の創業者・黎智英氏が保釈されました。

 香港メディアは、周庭さんが11日夜、保釈金約270万円で保釈されたと報じました。 周庭さん「24時間以上(警察に)拘束されている間、香港や海外のたくさんの友人から励ましと支持をいただいた」 周庭さんは、外国勢力などと結託して国家に危害を加えた「香港国家安全維持法」違反の容疑で10日夜に逮捕されていました。

 保釈後、周庭さんは「逮捕された理由は今もわからない」「警察はねつ造している」などと香港当局を批判しました。 また、香港当局にパスポートを押収されたといいます。

 周庭さんは日本語が流ちょうで、日本を訪れるなどして香港のデモへの支援を訴えていましたが、海外への渡航が制限される可能性があります。 また、中国に批判的なメディア「リンゴ日報」の創業者・黎智英氏も保釈されました。周氏と同じく、国家安全維持法に違反する容疑で逮捕されていました。』

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周庭さんと「リンゴ日報」創業者を保釈(日本テレビ系(NNN)) - Yahoo!ニュース

 

香港では中国への反政府運動「雨傘運動」が行われていることはニュースを見て知っていましたが、香港・中国の関係、なぜこのように問題となっているのか、私自身よく理解できていませんでした。

 

そこで、池上彰さんの「池上彰の世界の見方 中国・香港・台湾 分断か融合か」という本を読んでみました。

池上彰の世界の見方 中国・香港・台湾 分断か融合か

www.amazon.co.jp

 

この本を読んでみると、なぜ今香港と中国が対立しているのか、「雨傘運動」は何を目指して起きた運動なのか、ということがわかりやすく書かれています。

 

今回の件について簡単に説明すると、香港は1997年にイギリスから中国へ返還されましたが、その際中国政府は「50年間は香港の民主主義はそのまま維持する」ことを約束していました。

これを「一国二制度」といいます。(簡単に言うと中国本土は共産主義だが、香港については民主主義でもOKということ)

しかしこのままだと中国政府は香港地区のみ政府の思うようにコントロールすることができません。

そこで中国は香港の選挙制度にメスを入れたのです。

香港住民を代表する1,200人の選挙委員が、香港のトップである行政長官を選出するという仕組みに変えたのです。

もちろんこの選挙委員の半分以上は中国共産党の関係者で占められるようにしています。

このようにすることで、一般市民が直接行政長官を選挙で選ぶこともできなくなりますし、市民代表の選挙委員も中国政府の息がかかった人が半分以上を占めているため、表向きには「民主主義」であるにもかかわらず実際は中国の手中にある状態になってしまったのです。

これに憤って始まったのが「雨傘運動」になります。

本来であれば50年間は「一国二制度」が保たれる約束でしたが、中国はこの約束を放棄し香港を取り込もうとしているのです。

この状況には日本やアメリカなど多くの国から非難されています。

このような状況下の中、中国を非難する運動を中心に行なっていた周庭さんは、中国から目をつけられ今回逮捕されてしまったようです。

 

とても簡単に説明してしまいましたが、この話にはもっと奥深いものがあります。

中国・香港、そして台湾の関係性についてもとても興味深いものがありました。

また後日、こちらのブログでもご紹介できればと思います。