Chimions_Tax’s blog

30歳税理士のブログです!税金に関することだけでなく、趣味や日常についても書いていきたいと思います!

ドイツが試験的に導入"ベーシックインカム"って何?

 

ベーシックインカム」ってご存知ですか?

最近欧州を中心に検討されている経済政策のようです。

私もこのニュースを読んで初めて世界の「ベーシックインカム」の動向を知りました。

 

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以下、ネット記事の抜粋になります。

 

ドイツ経済研究所によるユニバーサル・ベーシック・インカム(UBI)研究の一環として、120人のドイツ人が3年にわたって毎月1200ユーロ(約15万円)を受け取る。 UBIは国民あるいは居住者に対して最低限必要な所得を保障する政策で、通常は政府から現金の支給という形で行われる。

暫定的なUBIは、すでにアメリカ、スペイン、デンマークなどいくつかの国で実施されている。

ドイツの研究者グループが、ユニバーサル・ベーシック・インカム(UBI)の効果を明らかにするための実験を開始した。UBIは、国民あるいは居住者に対して最低限必要な所得を保障する政策で、通常は政府から現金の支給という形で行われる。

ドイツ経済研究所が8月18日にUBIに関する3年にわたる調査研究を開始したと、ロンドン・タイムズが19日に報じた。その一環として、120人が毎月1200ユーロ(約15万円)を受け取る。研究者はその後、1380人の現金支給を受けていない人々の体験と比較分析を行うことになると、Business Insiderでも報じた。

他の国々でも似たような議論がスタートしており、パンデミックをきっかけとしてある種のUBIをすでに導入した国もある。

ロンドン・タイムズによると、5月上旬、スコットランド自治政府ニコラ・スタージョンNicola Sturgeon)首相は、全国民に政府から現金支給する形のUBIについて、真剣に検討すべき「時が来た」と述べた。同首相はこの件について「建設的な議論」をイギリス政府と行うとした。最終的に国家的な政策として実行するか否かはイギリス政府の判断によるからだ。

アメリカでは3月に連邦議会が「コロナウイルス支援・救済・経済安全保障法案(Coronavirus Aid, Relief, and Economic Security:CARES法)」を可決した。これは景気刺激策の一環であり、資格を満たすアメリカ国民に単発で最大1200ドルを支給するといった内容が含まれていた。だが、これでは十分ではないと指摘する議員もいる。4月には、民主党所属の連邦下院議員が、「緊急資金法案(Emergency Money for the People Act)」を提出した。これは、16歳以上で年収13万ドル未満のアメリカ国民に対し、少なくとも月に2000ドルを6カ月にわたって支給するというものだ。 スペインでは最貧層の100万世帯に対して毎月の収入を保障する計画だとロイターが報じた。同国の経済担当相、ナディア・カルビニョ(Nadia Calviño)は4月、民間テレビ局ラ・セクスタ(laSexta)に対し、政府としてはUBIを「恒久的な支援策」にしたいと語ったとBusiness Insiderが報じた。

その他の国々でも、暫定的あるいは緊急のUBIという形で同様の支援が行われている。例えばフランスでは、自営業者に最大1600ドルを支給している。香港では、6カ月にわたって労働者の給与の50%を政府が負担するとしている。デンマークでは、労働者が解雇されない限り、その給与の75%から90%を雇用者の代わりに政府が負担するとBusiness Insiderが報じた。

ドイツでベーシックインカム実験始まる…3年間、毎月15万円を支給。イギリスなどでも議論がスタート(BUSINESS INSIDER JAPAN) - Yahoo!ニュース

 

新型コロナウイルスによる経済の影響からベーシックインカムを検討する国が出てきているようです。

ところで日本で採用されている「生活保護」と何が違うのでしょうか。

日本の「生活保護」というのは、貧しい人に限定して給付を行うという前提があります。

もしその人が定職について所得が増えたりした場合、給付額の減額やストップなどがあります。

そのため生活保護をもらっている人は働く意欲が湧かず、生活保護からなかなか脱却できないという状態に陥ってしまいます。

 

逆に「ベーシックインカム」は一般的には所得に関係なく一定額が支給されるしくみです。

日本ではつい最近行われた"10万円給付"がこれにあたります。

 

ベーシックインカム」を採用することで労働意欲が損なわれるという見方もありますが、金額次第では労働意欲を損なわせず、経済を活性化させることができるのではないでしょうか。

 

それにしても欧米の政策はいつも日本より一歩先に進んでいる革新的な政策が多いですね。

日本も今の経済や状況にあったスピード感ある政策・実行をしてもらいたいものです。