今回も最近観た映画をご紹介します。
今回ご紹介する作品はこちら
テレビ東京の午後のロードショーでもお馴染みの「ミスト」です。
「史上最悪の胸糞映画」「衝撃のラスト」「賛否両論のラスト」…等、色々と言われているこちらの作品。
あらすじについては以下のとおりです。
『ガラス窓を破るほどの嵐の翌日、スーパーへ買い出しに出掛けたデヴィッド(トーマス・ジェーン)。軍人やパトカーが慌ただしく街を往来し、あっという間に店の外は濃い霧に覆われた。設備点検のために外に出た店員のジム(ウィリアム・サドラー)が不気味な物体に襲われると、店内の人々は次第に理性を失いはじめ……。』
こちらの作品は名作「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」の原作スティーブン・キングと監督フランク・ダラボンがタッグを組んだパニック・ミステリーとなります。
「ショーシャンクの空に」も「グリーンマイル」も素晴らしい作品で心があたたまるヒューマンストーリーで私も大好きな作品です。
まさかこの二人がこの作品に携わっていたとは…驚きです。
そして映画のB級感は否めません。
霧の中にいる「何か」が人々を次々と襲っていきますが、SF映画のためそこはご愛嬌です。笑
それでも正体不明の不気味な「何か」に対し、人々はどのように立ち回るのが正しいのか色々と考えさせられました。
予期しないことが起こった時、ある人はその状況をすんなりと受け入れることができず自身のポリシーを変えることができなかったり、ある人は神に祈ることしかできず、またある人は「正義」だと思って行動をしても結果的には「正義」とは言えなかったり…
自分がもしあの場所に居合わせたらどうしただろうと考えてしまいました。
人は不安の中にいると予想もしないような言動をとり、パニックは連鎖を起こし周囲の人にも大きな影響を与えます。
なんとなく昨年の新型コロナの初期にトイレットペーパーやマスクがデマにより品薄となった点とも似ている気がしました。
衝撃のラストは、全くもってスッキリしない結末です。
映画を観終わったあとは疲労感でいっぱいです。
そのためこちらの映画は日曜日の夜には観ないことをおすすめします。笑
月曜日からの仕事が辛くなってしまいますから…
それでもこの作品は最後までドキドキハラハラであっという間の2時間でした。
つい最近もテレビ東京の午後のロードショーで放送されたようで、ネット上でも話題になったようです。
一緒に「胸糞悪く」なってみませんか?